恋は雨上がりのように（映画）無料フル動画配信情報とみんなの口コミ！

小松菜奈さんが、アキレス腱のケガによって陸上の夢を諦めてしまった橘あきらを、熱演していてとても良かったと思いました。大泉洋さんが、少しくたびれて人生に疲れている中年の店長を、とても上手演じていてはまり役だと菅田将暉ました。小松菜奈さんと大泉洋さんの掛け合いがとても面白くて、良かったと思いました。松本穂香さんが、ユイをとても可愛く演じていて良かったと思いました。店長が、あきらの背中を押して、もう一度陸上の夢を追いかけるようにして、復帰させていくシーンは胸にグッときました。特にラストシーンで、久々に再会した2人が土手のところで、お互いの夢を歩み始めたのがわかってとても感動しました。全体的にしっとりした雰囲気があって、涙が流れてしまうストーリーでとても清々しくて、さわやかで、ほのぼのした気持ちになれる作品でした。ギャグをさりげなくうまいところで入れている点が、とてもうまくてツボにはまってしまいました。おじさんが、10代の女の子に告白されるのも嬉しくなって楽しめるのですが、自分と同じ年代の旧友が、大ヒット小説を出したことに刺激を受けて、もう一度夢に向かって挑戦する姿に感動しました。最後に、店長とあきらがきっとこれからもうまく付き合っていくのだろうなと、思わせてくれる終わり方が良かったです。

男心も女心も伺えるラブコメ
原作は青年向け漫画ですが、決して男性目線だけではなく、うら若き女子の気持ちも丁寧に表現された作品だと感じました。
絶賛現役の女子高生（しかもルックス抜群！）が、パッとしないおじさんに恋をするだなんて、一見男性が憧れて止まない設定だと思ってしまいます。ところが、女性が観ても妙に納得というか共感できる点が多々あり、いやらしいおじさん目線は全く感じませんでした。
心がまだ幼い時期に、大人の男性に魅かれる女性は結構いると思います。実際に自分も割とそんな傾向があったし、私の友人はまさに主人公・あきらと同じように、かなーり年上の人に恋をしていた経験がありました。自分も早く大人になりたいという欲望や、大人に甘えたい願望、はたまた悩みの渦中にいて単なる気の迷い…。様々な要因があると思いますが、あきらが店長に恋をした気持ちが痛いほど伝わってきます。
あきらを応援したくなる一方で、大人になってしまった今では、彼女に思われて戸惑う店長の心情も理解でき…。同世代には冴えないと言われてしまう店長かもしれませんが、あきらの気持ちに真摯に向き合おうとする優しさと真面目さのお陰で、女性が観ても気持ちの悪いストーリーにならなかったのではないでしょうか。元々スケベなイメージの少ない大泉洋さんが、店長役だったというのも功を奏したと思います。そして小松菜奈ちゃんは、まるで漫画から飛び出てきたような可愛さです。
男女のどちらの視点からも描かれている映画なので、性別を問わずに楽しめるラブコメではないでしょうか。

『恋は雨上がりのように』は恋愛映画が好きな人には必見な映画です。大泉洋が演じるさえない中年男性と小松菜奈演じる今どきの女子高校生とのピュアな恋愛風景に、終始ドキドキされっぱなしです！高校生って相手が年上ってだけで、なんとなくかっこよく見えてしまったりしますよね。主人公の女子高生あきらもふとした瞬間からさえないバイト先の店長に恋に落ちてしまいます。大人からすると、そんなことで恋に落ちる？！と思いがちなベタな内容ですが、あきら純粋！そして一途！店長を見る視線に何だかこちらまでドキドキしてしまいます。45歳子持ちバツイチ店長と17歳の未来ある女子高生。結果は見えているストーリーなのに、うまくいって欲しいと思わずにはいられない映画です。また、大泉洋の普通のおじさんっぽさがまたいい味を出しています。普段は笑えるキャラクターの大泉洋が今回は芸能人のオーラを脱ぎ捨て、本当にリアルなおじさんに大変身。アルバイト先にいそうなリアル感。しかし逆に、女子高生あきらの現実離れした美しさ、この対比が2人の距離を更に広げているようで、実らぬ恋の雰囲気をさらに醸し出しています。また、小松菜奈演じるあきらは、漫画にとても忠実に再現されていて、漫画ファンにも納得なキャスティングです！

最初は、え！？大泉洋さんが恋愛映画？？っていう感じでイメージ湧きませんでした。今までの映画などの印象で恋だの愛だの演技をしてる印象が全くなかったので、見る前は物語に集中できるのか？（笑）と思ってました。
実際観てみると、大泉洋さんいいですね、恋愛モノもいけますね！足を痛めた小松菜奈さんを抱きかかえてあげるシーンはドキッと、させられてしまいました。
まあ、この映画みたいな淡い恋ぐらいがちょうど良さそうですね。
映画は小松菜奈さんのクールなイメージは逆に好きな人にしか見せない可愛らしい表情や仕草がたくさん見られます！小松菜奈さんの大泉洋さんに対してどストレートに恋心を表現しているのにまったくもってその気持ちに気付かない鈍感さにクスッとさせられたり、もどかしさを感じるんですが、これがたまらないです！
それと、多くのシーンで窓から入り込んでくる光の加減がとてもきれいです。本当に題名のように雨上がりをイメージさせてくれるような爽やかな光です。登場人物のその時その時のの表情を映し出しているので、ここはわたしは見どころのひとつです。
ラストシーンは、初めはあまり感情をうまく表に出せない小松菜奈さんが自分自身の壁を乗り越えて改めて自分の今の気持ちを大泉洋さんに伝える時、以前より少し大人に成長した可愛い表情をしていました。